高速バスを安く利用するには
高速バスの値段は季節や会社によってバラバラで、どこの会社が安いかもその日によって異なります。
最近は、曜日別の運賃を導入する会社が増えていますし、さらに早期購入割引やウェブ割引を実施している会社もあります。なかには学割を設定している会社もあります。
したがって、安く乗るには利用区間の相場を調べて、いくつかの会社のチケットの値段を確認することが大事です。その後、割引運賃を含めた値段を検討するといいでしょう。
高速バス・夜行バスの運賃・料金の相場
高速バスや夜行バスのチケットの値段は季節や会社によってバラバラですが、もちろん相場はあります。たとえば、東京~大阪間の高速バスでは、4列シートのスタンダートクラスの平日で5,000円~6,000円が相場です。
スタンダートクラスはどの会社もバスの設備がそう変わりませんので、料金に大きな違いはありません。いっぽう上級クラスでは、各社の車種によって座席が同じではないので、値段にもバリエーションが出てきます。好みもありますので、値段が高い方がいい座席、とは一概に言えません。
時期によっても値段が違います。閑散期の平日なら4,000円台の路線が、繁忙期の週末には倍の8,000円になったりすることもあります。格安高速バスであっても、週末は一般的にお高めです。
簡単に最安値を探す方法
高速バスを格安で乗るもっとも簡単な方法は、高速バス一括予約サイトで最安値を探すことです。
高速バス一括予約サイトの代表格は「楽天トラベル高速バス予約」です。同じ日にち・区間の複数のバス会社の値段を安い順に並べて表示させることができます。単純に安く買うなら、この方法が簡単です。ここですべてのバス会社のチケットを扱っているわけではありませんが、格安系のチケットはだいたい見つかります。
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以下では、どういうチケットが安いのかについて、もう少し詳しく説明していきます。
高速バスの早期購入割引を利用する
高速バスの格安チケットの代表格は、早期購入割引です。たとえばJRバスなら、「早売」などの割引が設定されています。
こうした早期購入割引は、路線や席数が限定されていますので、予定が決まったら早めに購入しましょう。ただし、取消や変更に制限が設けられている場合が多いので、条件は購入前によく確認してください。
高速バスのネット購入割引を利用する
ネット購入割引を導入している会社もあります。たとえばJRバスの一部路線は、高速バスネットという公式サイトで購入すると「ネット割」として2~5%割引になります。
割引率は低いですが、席数制限などはないので、積極的に利用したいところです。
「直前割引」を設定している会社もあります。売れ残りの座席を直前になって放出するネット割引です。必ずしも買えるとは限りませんが、早割系より安いので、スケジュールに余裕のあるときはおすすめです。
高速バスのキャンペーン価格を利用する
最近は少なくなりましたが、閑散期にキャンペーンで「500円」などという特別価格が出てきたりします。席数には制限がありますが、確保できたらとても安価に旅ができますので、探してみましょう。
これも楽天高速バス予約で探せますし、各社のネット広告などをのぞいてみたり、各バス会社のサイトをマメに見て回るのもいいでしょう。
ここまで安くなくても、東京~大阪間が2,000円台くらいなら、頻繁にキャンペーンがあります。
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キャンセル料に注意
注意したいのがキャンセル料です。キャンセル料は、「ツアーバス系」の場合、前日で40%、当日で50%程度のキャンセル料がかかります。
これに対し、一般に、「路線バス系」はキャンセル料が安く設定されていることが多いです。JRバスの普通乗車券は、2日前までならキャンセル手数料は100円、当日でも20%です。早期割引を利用するときは、くれぐれもキャンセル規定を確認してください。