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オリオンバスの研究

■オリオンバス(株式会社オー・ティー・ビー)
オリオンツアーでおもに販売されるバスが「オリオンバス」。新高速乗合バス制度への移行とともに株式会社オー・ティー・ビーが設立され、オリオンバスが運行されています。一時期、「OTB LINER(オー・ティー・ビー・ライナー)」の名称で運行していましたが、わかりにくいからか、「オリオンバス」に戻されています。

格安旅行で知られる「オリオンツアー」の伝統を引き継ぐためか、ウィラーに較べると、オリオンバスーの評判はとにかく「安い!」「元祖格安夜行バス」というイメージのようです。

また、あまり知られていませんが、オリオンツアーは、大手旅行会社H.I.S.の100%出資子会社です。したがって、H.I.S.のバス部門がオリオンバスともいえます。

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オリオンバスの口コミ・評判・感想まとめ

  • 格安夜行バス。価格追求型。
  • アメニティが付いているわりに価格は安い。
  • 足元が意外と広い。
  • トイレがない車両が多い。
  • ビジネス客は相手にしていない。若者向けバス。
  • 乗車時にリクライニングがすでに倒されている。後ろの人に気兼ねしなくていい。
  • コンセントが付いている。

オリオンバス「のびのびシート」の口コミ・評判・感想

オリオンバスの看板クラスが、「のびのびシート」といってもいいでしょう。横4列×縦10列で、シートピッチ94cm。4列シートとしてはゆったりしています。最近はコンセント付き車両が増えています。

豪華なシートではありませんが、カーテンは付いていますし、手頃な価格ですので、お得感があります。「横幅が狭いのは構わないが、足元は伸ばせる方がいい」という人には、おすすめできるクラスです。実際、このクラスがオリオンバスでは一番人気のようで、各地への路線に設定されています。トイレはありません。

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オリオンバス「プライベート・トリプル」の口コミ・評判・感想

画像:オリオンバスウェブサイトより

オリオンバスの最高グレードが「プライベートトリプル」。1つのバスの前半分が3列になっていて、そこがプライベート・トリプルとして使用されています。幅の広いシート、足置き、枕、セパレートカーテン、コンセントが完備されています。

シート幅49cm、シートピッチ97cm、リクライニング角度140度で、3列シートとしては標準的な並び。トイレはありませんが、値段はお手頃に設定されていることが多いようです。

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オリオンバス「リラックス・プラス」の口コミ・評判・感想

「プライベート・トリプル」の車両の後ろ半分に設置されたシートです。4列ですが、シートピッチやリクライニング角度は「プライベート・トリプル」とあまり変わりません。独立シートでない点と、シート幅が少し狭い点が異なります。そのぶん値段はだいぶお手頃です。

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オリオンバス「コンフォート」の口コミ・評判・感想

2013年に登場した車両。「リーズナブルなコンセント付き車両」とキャッチです。横4列×縦10列、シートピッチ98㎝、リクライニング角度105度は、「のびのびシート」とほぼ同じです。

コンセント付きで、ゆったり座れて充電ができる、という合理的な設計です。価格も合理的で、若者からは高い支持を集めています。

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オリオンバス「スタンダード」の口コミ・評判・感想

普通の4列×11列・12鉄の観光バスタイプです。基本的にトイレもありません。価格で選ぶタイプのバスで、乗り心地はあまり期待しない方が良いでしょう。

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オリオンバスのまとめ

「格安バスのオリオン」というイメージがありますが、実際に研究してみると、たしかに安さを追求しています。

いっぽうトイレ付き車両はなく、「トイレはサービスエリアで」という割り切った基本姿勢もみえてきます。東京~大阪の運賃なら5,000円前後からの設定とお手頃です。サービスを限定して合理的な価格で、という明確な姿勢は評価していいと思います。

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