高速バスの探し方とチケットの購入法
高速バスは日本中に多数ありますし、同じ区間でも複数の会社が走っていたりします。そのなかから、自分の目的にあった会社のバスを探すには、ちょっとしたコツがいります。
まずは、高速バスの発着地(乗り場)を探さないといけませんし、会社名も探さなければいけません。インターネットや時刻表をどう見れば良いのでしょうか? 効率的なチケットの購入法は?などなど。
ここでは、自分のためのバスの探し方を伝授!
どこから乗って、どこで降りるか?
高速バスの特徴は、乗降地点が豊富なこと。たとえば東京なら、東京駅八重洲口、バスタ新宿、池袋、渋谷、TDLなどの発着地があります。郊外の立川、八王子などから途中乗降できるバスもあります。
同様に、大阪なら梅田、難波、天王寺などの発着地があります。さらに、千葉や埼玉、京都や神戸に足を伸ばすバスもあります。
ですから、まずは、どこから乗ってどこで降りるかを決めます。そして、その地点で乗降できるバスを探します。
経由地に注意! 乗り換えの場合もある
このとき注意すべきなのが、バスの経由地です。同じ「東京駅→大阪梅田」のバスであっても、経由のない「ノンストップ」なら7時間程度で着きますが、経由地が多いと10時間くらいかかることもあります。乗っている時間を少なくするには、なるべく経由地の少ないバスを選ぶことです。
また、格安バスの中には、経費節減のため、首都高速や名古屋高速、阪神高速に乗らないものもあります。当然、そのぶん時間がかかります。先に出たバスが先に着くとは限りませんので、チケットを買う前に、バスの出発時刻と到着予定時刻を確認しておきましょう。
最近は少なくなりましたが、乗り換えの必要なケースもあります。池袋で乗ったら、新宿駅に連れて行かれそこで違うバスに乗り換えさせられたりするのです。関西では、神戸三宮からのバスなどは、梅田で乗り換えになるケースがあります。
寄り道したり、高速を降りたり、何かと時間がかかってイライラすることもありますが、そうやって合理化し経費節減しているから、バスは安いのです。安いのには理由があるのですから、怒らないように。
以上の基礎知識を身につけた上で、実際に路線を探してみましょう。
路線バス系は「時刻表」で探す
高速バスのうち「路線バス系」は、JTBの時刻表などに路線や時刻が掲載されています。また、最寄りの高速バスターミナルに行けば、時刻表を見ることができます。もちろん、バス会社のホームページで探索することもできます。「楽天高速バス予約」のような、高速バス一括予約サイトで購入できる路線もあります。
◎おもなきっぷの販売場所
・バス会社のホームページ
・高速バス予約サイト
・コンビニ端末
・バスターミナルの窓口
・JTBなどの大手旅行会社
・JR駅のみどりの窓口(JRバスのみ)
※バス会社によって、きっぷを購入できる場所は異なります。
ツアーバス系はインターネットで探す
路線バスのうち、ウィラーなどの「ツアーバス系」は、基本的にチケットをインターネットで販売しています。高速バス総合予約サイトに登録していることが多いので、楽天トラベルなどの高速バス予約サイトを利用するのが便利です。
主な予約サイトを「高速バス予約サイト比較」のページにまとめてあります。
このほか、コンビニの端末でも予約できます。近所で簡単・手軽に予約できますので、ネット以外ならコンビニ予約が便利でしょう。
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