阪急高速バスの研究
■阪急高速バス(阪急観光バス株式会社)
大阪を中心に高速バス・夜行バスを展開するのが阪急高速バス。関東から九州まで、幅広く路線を広げています。運行をしているのは「阪急観光バス」という会社ですが、ここでは「阪急バス」として扱います。
阪急バスの特徴は、途中停留所からの利用がしやすいことです。たとえば、信州方面行きなら、大阪梅田、新大阪、千里ニュータウン、千里中央、名神高槻、名神大山崎、京都駅八条口といった順で停車します(便によって異なります)。四国方面も、宝塚や有馬温泉に停まる便があります。
また、夜行バスと昼行バスをバランスよく運行しているのも阪急バスの特徴です。昼行バスでも遠距離路線は3列シートを配置して快適性を確保しています。また、4列シートでもトイレ付きが原則で、休憩も挟みます。
総じて、阪急グループらしい乗りやすく使いやすい一定品質を確保している会社といえます。
阪急高速バスの口コミ・評判・感想まとめ
- 昼行便も3列シートでコーヒーのサービスや膝掛け、ビデオ放映、トイレもあり豪華。
- 学割を使うととても安い。
- 正規運賃だとやや高い。
- バスはちょっと古いのも多い。
- どのバスもトイレがついていて安心。
- 梅田のターミナルはわかりやすくて便利。
- 運転手の案内は丁寧。
- 四国方面はとくに混んでいる。
阪急高速バス「よさこい号」
大阪~高知を結ぶ高速バスが「よさこい号」です。とさでん交通との共同運行で、夜行バス、昼行バスあわせて運行頻度の高い人気路線です。
西日本の高速バスとしては草分け的存在で、高速道路の延伸にともなってスピードアップ。梅田三番街と高知駅ターミナルを最短4時間48分で結びます。3列独立シートで、トイレ、ビデオサービス、おしぼりなどがついた豪華バスです。
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阪急高速バス「オレンジライナーえひめ号」
大阪~松山・八幡浜を結ぶ高速バスが「オレンジライナーえひめ号」です。伊予鉄道との共同運行で、夜行バス、昼行バスあわせて9往復しています。
3列独立シートで、一部車両では後部が4列になっています。トイレ、ビデオサービス、おしぼりなどがついた豪華バスで、きわめて快適です。この路線にも往復割引や、回数券と学割料金が設定されています。こうした割引運賃では、3列シートの快適性を考えれば格安の価格設定になっています。
阪急高速バスのまとめ
関西の電鉄系大手の高速バス会社で、サービスの質は高いです。また梅田三番街のバスターミナルは阪急梅田駅に隣接して便利で、北摂の在住者なら千里中央からも利用しやすいでしょう。
運賃面でも、回数券と学割のある路線は学生などには有利。予約方法もコンビニから旅行代理店、自社窓口まで多彩です。よく健闘している高速バス会社といえるでしょう。