弘南高速バスの研究
■弘南高速バス(弘南バス株式会社)
青森県弘前市を中心に高速バス・夜行バスを展開するのが弘南バス。東北方面や東京方面へ夜行高速バスと昼行高速バスを走らせています。
2022年に高速バスのブランド名を整理し、首都圏~青森間では、3列シートが「ノクターンシリーズ」(横浜・東京~青森・弘前・五所川原)、4列シートが「パンダシリーズ」(東京~青森・弘前・五所川原)に集約されました。基本的には夜行バスで、「パンダ号スカイ線」が昼行バスです。
3列シート主体で快適さを重視するバスと、4列シート主体で価格を重視するバスと、コンセプトの分かれたバスを運行しています。利用者は好きな方を選ぶといいでしょう。
弘南高速バスの口コミ・評判・感想まとめ
- バスは乗り心地がよい。
- 浜松町バスターミナルは津軽弁だらけ。
- 歴史ある会社で安心。元祖高速バスという印象。
- 運転手の案内が丁寧。
- 普通の高速バス。
- 価格は安いほう。
- コンセントが付いている車両が多い。 が、窓ぎわしか付いてなかったりする。
弘南バス「ノクターンシリーズ」
弘南バスの象徴的存在が「ノクターンシリーズ」です。「ニューノクターン号」(五所川原・弘前~新宿・横浜)と「ノクターン・ネオ号」(青森・弘前~新宿・東京。旧津軽号)があります。日本の高速バス路線の草分け的存在で、年末年始の繁忙期には多数の続行運転もある人気路線です。
どちらも3列独立シートで、ゆったりとした標準的な乗り心地。全席コンセント付き。トイレ付もあります。
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弘南バス「パンダシリーズ」
弘南バスの首都圏便4列シート車が「パンダシリーズ」です。4列スタンダードシートの観光バス仕様。トイレはありません。「上野線」(青森・弘前~上野)、「東京新宿線」(五所川原・弘前~東京・新宿)、「八戸線」(青森・十和田・八戸~上野)、「スカイ線」(青森・弘前~上野)の4種類があります。車両は清潔で品質は安定しています。
4列シートのトイレなしなので、「長距離はカラダに負担がかかる」という人もいますが、「価格を考えたらお手軽」との感想も。コンセントは付いている場合と付いていない場合があります。
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弘南バス「ブルーシティ号」
青森~仙台間を結ぶ高速バスが「ブルーシティ」号です。十和田観光電鉄、宮城交通との共同運行です。車両は横4列シートで、清潔で落ち着いていますし、トイレも付いています。
弘南バス「キャッスル号」
弘前~仙台を結ぶ高速バスが「キャッスル号」です。宮城交通、JRバスとの共同運行です。「コスパがいい」と評判です。4列シートで、トイレ付きです。
弘南高速バスのまとめ
地方の中堅バス会社ですが、高速バスのパイオニア的存在と言われるだけに、サービスの質は高いです。
伝統ある「ノクターン」を運行しつづける一方で、「パンダ」で格安便も網羅するあたりは、高速バスにかける情熱がうかがえます。
バスの車両や乗務員の質には高い評価があり、安心感の高いバス会社といえます。
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