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高速バスの遅れはどのくらい?

高速バスで心配なのは、遅れです。鉄道と違い、バスは定時性に対する信頼感が少ないので、どうしても遅れが気になります。

とはいえ、高速バスの遅延を網羅的に調査した結果はありません。実際に乗車した口コミや感想をご紹介していきましょう。

じつはそんなに遅れない

明確なデータはありませんが、利用者の実感としては、高速バスで大きな遅延が発生することは、あまりありません。

というのも、バスの時刻表は、多少の渋滞を見越して組まれていて、「余裕時間」を持たせてあるからです。渋滞がなければ、途中のサービスエリアなどで長時間停車し「余裕」を消化しますが、そのまま予定よりかなり早く到着することもあります。

また、あらかじめ朝ラッシュの一番混む時間を避けるようなダイヤを組んでいる場合が多いです。たとえば、東京着の夜行便は、ほとんどが朝7時台に都心に到着します。これは都内へ向かう渋滞のピークを避けるためのダイヤです。

通勤ラッシュと帰省ラッシュに注意!

とはいえ、多少の遅れが出るのもバスの宿命です。1~2時間くらい遅れることはありますから、この程度の遅れは勘案しておきましょう。

怖いのは事故渋滞。特に、都内へ向かうバスは、都心へ入る首都高速が事故で絶望的に混雑する場合があります。事故がなくても、朝に東京に着くバスは、少し遅延すると通勤ラッシュに巻き込まれ、遅延が拡大します。

高速バスを使うときは、1時間程度の遅れは日常茶飯事とみて、ぎりぎりのスケジュールは立てないようにしましょう。

路線によっても、渋滞の傾向が違います。とくに顕著なのが中央高速で、平日はそれほど渋滞しませんが、週末の渋滞はひどいです。行楽シーズンの連休などは深刻です。そうしたタイミングで中央高速バスを利用する場合、遅延を覚悟しましょう。

また、帰省ラッシュなどのピークシーズンは、激しい渋滞に遭う可能性が高いです。長距離バスなら、4~5時間の遅れが生じることもあります。余裕のあるスケジュールで利用しましょう。

突発的な大事故が起きてしまった場合は、気が遠くなるほどの停滞を余儀なくされることもあります。とくに、高速道路では途中で降りたりすることもできませんので、缶詰になってしまう可能性もないとはいえません。

用賀バス停から田園都市線への乗り継ぎ

静岡方面から東京方面へ向かう高速バスは、首都高速用賀パーキングエリアに設置された高速バスの降車専用バス停でバスを降りることができます。そこから徒歩10分弱の東急田園都市線用賀駅を利用すれば、首都高速の渋滞を避けることができます。

利用できるバスは、東名高速を走るJR、小田急、富士急、京王のバスです。夜行便は含まれません。また、道路状況によっては、用賀に立ち寄らない場合もあります。

なお、かつては、乗り継ぎ利用を希望する客向けに、東急田園都市線の乗り継ぎ引き換え券が販売されていましたが、2019年9月末を以て廃止されました。

八潮PAからつくばエクスプレスへの乗り継ぎ

水戸方面から東京方面へ向かう高速バス(みと号など)は、首都高速八潮パーキングエリアに設置された高速バスの降車専用バス停でバスを降りることができます

そこから徒歩6分のつくばエクスプレス八潮駅を利用すれば、首都高速の渋滞を避けることができます。

乗り継ぎ利用を希望する客は、つくばエクスプレス八潮駅から秋葉原駅までの乗り継ぎ引き換え券を高速バス車内で100円にて購入できます(通常470円)。

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