国際興業高速バスの研究
■国際興業高速バス(国際興業株式会社)
東京・埼玉から東北各地へ高速バス・夜行バスを展開するのが国際興業バス。北東北や山形、三陸方面への高速バス路線があります。高速バス路線はすべて3列独立シートの車両が使われています。
「シリウス号」が八戸、十和田、七戸方面、「しもきた号」が八戸、むつ方面、「ジュピター号」が花輪、大館、能代方面、「夕陽号」が鶴岡、酒田方面、「ドリーム盛岡号」が盛岡方面、「遠野・釜石号」が遠野、釜石、山田方面、「けせんライナー」が気仙沼、大船渡、釜石方面です。
国際興業高速バスの口コミ・評判・感想まとめ
- 池袋駅西口乗り場は駅前で便利。
- シートが幅広くて、ホールド感がしっかり 。
- バスは国産で乗り心地がよい 。
- 枕が可動式であわせやすい。
- 「イオンドクター・ブランケット」という独自の毛布。ちょっと暖かい気が……?
- 青い森鉄道と接続している。
国際興業「シリウス号」「しもきた号」
国際興業高速バスのフラッグシップ的な路線が東京・池袋~八戸・十和田・七戸を結ぶ「シリウス号」でしょう。十和田観光電鉄との共同運行です。車両は横3列×縦10列の、標準的な3列独立シートです。
毛布は「イオンドクター・ブランケット」という遠赤外線作用のあるものを使用して、大きくて暖かいとの感想があります。東北方面のバス会社だけに、このあたりは心配りがいいですね。
「しもきた号」は、バスタ新宿・大宮~三沢・野辺地・むつを結びます。「シリウス号」の補完的存在です。
シリウス号・しもきた号は変動運賃制です。かつて存在した学割はなくなりました。
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国際興業「夕陽号」
東京・大宮~鶴岡・酒田を結ぶバスが「夕陽号」です。庄内交通との共同運行です。東京の出発地は2系統あり、渋谷・池袋・大宮経由便と、新宿、東京駅・秋葉原・上野経由便です。
車両は横3列×縦10列の、いわゆる普通の標準的な3列独立シートです。カーテンがあり、一部車両ではコンセントも設置されています。
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国際興業「遠野・釜石号」「けせんライナー」
池袋・秋葉原・上野~遠野・釜石・大槌を結ぶ高速路線バスが「遠野・釜石号」です。岩手県交通との共同運行です。
「けせんライナー」は、池袋~一関・気仙沼・陸前高田・大船渡・釜石を結びます。
いずれも車両は横3列×縦10列の、標準的な3列独立シートです。カーテンつき、いまのところコンセントはありません。
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国際興業「ドリーム盛岡号(らくちん号)」
東京駅・池袋駅~盛岡駅を結びます。JRバス、岩手県交通との共同運行です。車両は横3列×縦10列の、標準的な3列独立シートです。カーテンつき、コンセントなしです。
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国際興業高速バス「ジュピター号」
池袋・大宮~花輪・大館・能代を結びます。車両は横3列×縦10列の、標準的な3列独立シートです。カーテンつき、コンセントなしです。
国際興業高速バスのまとめ
高速路線バス全盛期には、池袋を拠点に東北や関西に路線を広げた国際興業バスですが、最近は高速バスの競争が激化して、路線を絞ってきています。
しかし、近年の「シリウス号」では、八戸地域での経由地を工夫したり、青い森鉄道との接続をはかったりして、生き残りを模索しています。変動運賃制も導入され、平日は価格がだいぶ安くなりました。
新型車両は好評ですが、日にちによっては旧型の古い車両が来ることもありますから、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。