高速バス・夜行バスの口コミ、評判がわかるサイトです

高速バス研究所

トップ >> 基本情報 >> 座席の選び方

高速バス・夜行バスの座席の選び方

高速バスの座席の選び方には、多くの人が悩むところ。安くても4列の詰め込みシートはつらいですが、3列だとややお高めです。昼間ならどんな座席でも大丈夫でしょうが、夜行バスの場合となると……、と考え込む人もいるでしょう。

ここでは、そうしたお悩みを抱えたみなさまに、座席と値段の関係と選び方をお教えします。

なお、3列シートと4列シートの違いについては、こちらをご覧ください。

値段で選ぶ

実際に利用した経験からすれば、人間、一晩くらいなら、どんな環境でも耐えられるもの。ですから安さをとにかく優先するのも一つの手でしょう。

たとえ横4列・縦12列の狭いシートであっても、一晩なら大丈夫です。ですから、「とにかく安く移動したい!」というときには、どんな席でもいいので、値段を優先してチケットを買えばいいでしょう。

日本のバスは長くても10数時間で終点に着くのですから、がまんできないことはありません。高速バスのメリットは値段が安いことですから、値段を追究するのは一つの方法です。横4列、縦12列、補助席付きのシートのバスなら格安です。

コストパフォーマンスで選ぶ

とはいうものの、4×12列のシートで一晩を過ごすのは、正直つらいものがあります。隣席の人がちょっとアレだったりすると、地獄の一夜になるかもしれません。何しろ、4列シートの多くは肘掛けもなく、隣人と身体が触れてしまうのです。ああ、おそろしい。

ですから、少しお値段が高くても、それなりの快適さがほしい、という人も多いかと思います。そういう人は、3列シートが無難でしょう。足を完全に伸ばせるとまではいいませんが、身体を折りたためば十分寝ることができる程度の快適さはあります。

3列ならば、隣の人と接触することもありません。値段も新幹線などに較べればリーズナブルですから、使う価値はあります。コストパフォーマンスにすぐれた選択でしょう。

「3列独立」と書かれた場合は、隣席との間に間隔があります。カーテンで仕切れたりするので、プライバシーもある程度保たれます。

VIPライナー

快適さで選ぶ

快適さを追究したいなら、半個室タイプなどの豪華シートです。ビデオなどのエンターティメント設備まで整った座席が多く、快適に目的地に行くことができるでしょう。

ただし、完全個室や、フルフラットになるシートは法令上の制約で存在しませんし、リクライニングを深く倒しても、バスは道路を走る以上揺れますから、完全に熟睡できるとは限りません。そのため、「豪華シートなら熟睡できる」と思って利用するなら、やめたほうがいいと思います。

半個室となると、値段としては、新幹線や飛行機の割引運賃とあまり変わりませんから、鉄道や飛行機があるのなら、そちらを利用した方が快適さは上でしょう。

トイレで選ぶ

座席のグレードとは別に、トイレが付いているかいないか、もポイントです。3列シートでもトイレが付いてない場合がありますので、座席グレードとトイレ付きかどうかは、別問題です

トイレのない高速バスは、2~3時間に一度休憩があります。サービスエリアで身体を伸ばせるというメリットがある一方、車内の電気が点いたり、人の出入りが生じたりして、せっかく寝ているのに目が覚めてしまうこともあります。

ですから、「夜行バスでも眠りたい!」という人は、トイレ付きのバスを選ぶべきです。逆に、「サービスエリアでたまに休憩したい」という人は、トイレなしを選ぶのも手かもしれません。

なによりも、トイレがないと不安!という人もいるでしょう。そういう方も、トイレ付きを選びましょう。

ソーシャル

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

↑ PAGE TOP